tomsawyer100の冒険

VR事業部たちあげたいオレによるVRとかOculusとかArduinoとかの雑談およびメモ

360°動画のためのGoProメモ(2台体制)

※インタニヤのレンズ&Gopro2台体制。

 

・Goproのモード切替は変わりやすいので注意。

Wi-Fiは電池寿命が著しく減る&本体が熱くなり熱暴走リスクが増えるので極力使用しない。

・GoproのHDMI出力はPCディスプレイは不可。いわゆるHDCP対応の「家庭用テレビ」に限る。(なぜこのような仕様になったのかは不明。制御チップのコストかな?)

・現場で映像モニターする場合は、車用の小型テレビを使用。

↓この商品でモニターできることを確認済み。※ただしこの製品は車用なので、シガーソケット電源しかない。ACアダプターは別途購入のこと(12V/1A)

http://www.amazon.co.jp/dp/B013WTQV44

 

・動画の編集の際はなるべく劣化のいようGopro Studioで「Cineform AVI」に変換してから編集を行う。Cineform形式はロスレスではないが、比較的劣化の少ない独自フォーマット。ロスレスの5分の一程度の容量。Cineformはプレミアでも編集可。他社の編集スタジオに出す場合も基本あこの形式でやり取りすること。

・Gopro Studioでインポート・エクスポートするフォルダ名には日本語は使わないこと。インポートできず、エクスポートの際にもエラーが出る。

 

・Goproの映像設定は以下。

220レンズ(2台):2.7K(4:3) 30fps

280レンズ(2台):4K(16:9) 30fps※デフォルトが16:9

280レンズ(1台):2.7K(4:3) 30fps

 

・Goproでの連続撮影時間は1時間半~2時間。(Wi-Fiオンだと30分)USB給電しながら録画できるので、大型モバイルバッテリー必須。(三脚に引っ掛けておく)

・2台体制の場合、どちらが前かは輪ゴムか何か目印で統一しておく。

・メモリは64GのSDHCが使用可能。必ず4K動画対応のカードにすること。64Gで2時間程度の録画が可能。(32Gだと1時間なので短すぎ)

・220×2台と280×2台だと220が若干画質が良い。

・レンズの中心になるほど画質がいい。レンズの橋になるほど画質が悪い。(重要な被写体はレンズの中心に置くこと)

・レンズ2台の真横は合成の際に切れ目ができるので、重要な被写体はおかないこと。

・Goproは仕様でファイルが4Gごとに別ファイルになる。4Kの場合時間で言うと12分程度でファイルが別になってしまうので注意。あとでGopro Studioで合成する。

・Gopro Studioで合成する際は、タイムライン上で2つのファイルの間にある「+」(プラス)のボタンをおすこと。これを押さないと継ぎ目の音声が途切れる(押すと継ぎ目を緩和してくれる)

・撮影前にレンズは吹くこと。指紋がつきやすい。

・照明の強いところで撮影するときは、レンズフレアに注意。(モニターで事前にチェックしておく)

・360度の場合は動画の一部を拡大することになるので、離れると画質が荒れる。タレントなど顔が大事な被写体を撮影するときは、なるべくカメラに寄ってもらう。(でできば1メートル以内)2メートルだと顔が不鮮明になり満足度が下がる。

・360度の場合は一般のレンズのような「画角」という概念がない。あえていうならVR化すると実寸と同じサイズで見える。

・Goproは熱暴走しやすいので、屋外の暑い場所では注意。

前後のホワイトバランスが違っていると調整が面倒なので、ホワイトバランスはオートではなく固定にする(デフォルトはオート。Protune設定→ホワイトバランス→ネイティブ)

※各種Protune設定:ホワイトバランス→ネイティブ、からー→フラット、ISO上限→400(これは状況に応じて)、画質→高

・エンタニヤのBack To Backリグを使うと実質的にバッテリー交換できないので注意。交換バッテリーよりモバイルバッテリーを常備する方が良い。(レンチを使えばリグからはずして交換できれば面倒で現場ではおすすめしない)

・撮影の際は前後カメラがちゃんとまわっているか本体上面の赤LED点滅を目視で確認。モニターがあれば必ずモニター上でも確認する。

・Autopanoでの合成の際は、前後どちらの音声を使うのか意識すること。基本的には前カメラの音声を使う。

・Goproは外部マイクも使えるが、給電とUSBジャックが共用のため注意。給電しながら外部マイクは使えない。外部マイクの場合は別の機器でとって後で合成。

・エンタニヤのレンズを使う場合は防水は無理。Goproのハウジングは使えない。

・エンタニヤのBack TO Backリグ使用時は背面LCDは使えない(背面がぴったり付いていて端子が塞がれている)

・撮影開始の時は、1)モニターでチェック、2)録画モード、解像度設定のチェック、3)録画ボタンを押して正しくLEDが点滅しているかチェック、4)モニターで前後とも録画開始されているかチェック

の手順を必ず踏むこと。

・Gopro Studioで編集する際には、4:3→16:9になっていないか要注意。編集画面の右カラムで16:9にデフォルトでなっているので、4:3に変えないといけない。(何時間もかけてエクスポートしたのに;;。。。)