vorpXで非対応ゲームをDK2で楽しむためのメモ。(rFactorをDK2でやりたーい)
rFactorをDK2でやってみたい!レースシムをもっとリアルにやりたい!海外製でvorpXというユーティリティがあります。これは有料の4000円くらいするソフトですが、DK2に対応していないゲームを無理やり対応させるものです。どうしてもrFactorをDK2でやりたかったため、vorpXを導入してみました。
■vorpXライセンス認証手順:
vorpXはPaypalでオンライン購入可能。ただし、ライセンス認証はメールで行う必要がある。人間が対応しているので、メールを送ってから使えるまではやくても数時間はかかる。
1)購入時に登録したメールアドレスに「Your order confirmation」というメールが来ている。ここにインストーラーのDLアドレスが書いてあるので、ここからDLしてインストール。
2)インストールして起動すると、認証用ダイアログが表示される。(認証しないと次に進めない。試用モードなどはなし)
下記の情報をregister@vorpx.com宛にメールする。
・Order ID:
「Your order confirmation」メールに書いてある。
・Request Code:
認証ダイアログ上段に表示してあるもの
・購入時のメールアドレス
3)上記の認証メールを受け取ると、おそらくスタッフが人手で認証処理をして認証済みの
・Name※”名前(メールアドレス)”の形式
・Key※不規則な英数字
を送ってくる。この情報を、起動したときの認証ダイアログにそのままコピペで入力して、ボタンを押すと認証完了。
■OculusでみるときのランタイムVersionおよびディスプレイ設定
・表示形式はDirectモード不可。ExtendedモードのみOK。
ちなみに最新版のOculusランタイムはExtendedモードは廃止されてしまっているので、古いランタイム(0.6.0以前)にすること。
・ExtendedモードのためDK2は追加ディスプレイとして認識されるが、
Windowsの「画面の解像度」にてDK2を「デフォルトのディスプレイ」にチェックすること。これをしないと画面がDK2ではなくディスプレイに表示されてしまう
■vorpXのGeneral Configurationについて
だいたいこのスクショと同じように設定すれば大丈夫です。
・Device Setting
→「Oculus Rift Devkit2」に設定。
レンズ設定は任意で。
・Oculus Profile
→「Do not use an Oculus Profile」
・Display/Monitors
Use system settings
・User Settings
Interpupillary Distance
→いわゆる左右の目の距離。デフォルトでもOK。
僕は少し小さくしています。
Vignette Scale
※下のMiscの「Enable expert settings」にチェックを入れないと出てこない
ここはそのままでも良いが、0.8くらいにすると視界が広くなる。
・Input
Enable Head tracking→チェック
Enable Head tracking roll→チェック
Head tracking triggers vorpX
→チェックしない(マウスカーソルを頭の向きで動かす設定。チェック不要)
・Misc
Enable expert settings→チェック
Run vorpX Control as administrator
→チェック
■vorpXモード時の重要なショートカット
vorpXモードでゲームを起動すると、DK2ようでないゲームを無理やりDK2用に表示するため、画面が見えない、ボタンがクリックできないなどいろいろ不都合が生じます。これは下記のショートカットボタンで解決可能です。
・マウス中ボタン
→デフォルトだと画面の端のほうが切れて見えないため、重要なボタンなどがクリック出来ない。マウス中ボタンをクリックすると画面全体が映画のスクリーンのように見えるので、画面のはじでもクリックすることができる。
※画面遷移の時は中ボタンで映画スクリーンモードでクリックし、ゲームプレイ画面で中ボタンをもう一度押すイメージ。
・Alt+Space
DK2の正面位置リセット
他にもキーボードショートカットはたくさんあり、設定画面でも確認できます。
【やってみた感想】
予想通り運転感覚がかなりリアル。ディスプレイでやるよりもやりやすくなります。面白かったのは、地面の細かい高低差が手に取るように分かること。あ、このカーブ手前はかるいのぼりだったんだ!というのがDK2でやってみてはじめて分かったりしました。
最初マウス中ボタンの存在を知らなくて、ゲームスタートするボタンがクリックできずにどないすんねん!と悩んでいましたが、やり方わかってからはスムーズに。rFactor事態が軽いソフトなのでゲームはネイティブ対応したみたいにスムーズにできます。コースにもよると思いますが、筑波サーキットのMODでFPS75出ていました。
欠点はやはり酔うこと。。僕自身は酔いに強いのでなんともないのですが。もっとも酔いやすい人は、実際のレーシングカーに乗ってあれだけ飛ばしたらやはり酔うのかもしれません。